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わかりやすい年金の学校

年金について、制度や、個人の活用法など、役立つ情報を発信していきます。

2017年からほぼ全員利用できるようになった個人型確定拠出年金とは?

ニュースについての考察など 私的年金について

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2017年1月から確定拠出年金が公務員や主婦の方なども含めて、現役世代のほぼ全ての人が利用できるようになりました。公的年金の支給開始がどんどん遅らされており、今後もさらなる遅れが予想できる現状においては、有効なじぶん年金・資産運用として注目されているようです。

 

じぶん年金とは?

じぶん年金とはその名の通り、自分用の年金を指します。現在の年金制度は賦課制度と言って現役世代の納める保険料が、高齢者のための年金として活用されています。つまり、自分の稼いだお金が自分のために使われるのではなく、人のために使われてしまっている状況なのです。このことについては世代間の不公平として批判を浴びているところでもあります。

賦課制度についての詳しい話は下記記事に詳しいので併せてご覧ください。

kabosu0618.hatenablog.com

また、世代間の不公平については下記記事をご覧ください。

kabosu0618.hatenablog.com

このような状況の中で出てきたのがじぶん年金です。まだまだどうなるのか詳細についてはわかりませんが、大局的には年金制度は今後もかなり厳しくなってくると言わざるをえません。政府としても個々人できちんと蓄財をしてほしいという思いがあるのでしょう。ここ数年で、このじぶん年金という言葉は急速に普及したように思います。

確定拠出年金がIDECO(イデコ)として新しくなった

そのような状況下において、2017年からリニューアルされたのが個人型確定拠出年金です。冒頭で述べたように、これまでは利用する権利がなかった公務員や主婦などおよそ2,600万人くらいの人が利用できるようになり、愛称をイデコとして再出発したのです。

 

イデコは何がお得?

さて、このイデコですが、実際のところお得なのでしょうか?また、そうだとするとどのようなメリットがあるのでしょうか、簡単に説明していきます。

3つの税制メリットがあり、総合的には非常にお得

結論としてはイデコは非常にお得です。金融系のコラムニスト作家として多数の著書を出している山崎元氏も下記のような本を出したり、その他にもたくさんの本が去年末から2017年の年明け付近にかけて出版されています。 

確定拠出年金の教科書

確定拠出年金の教科書

 
一番やさしい!  一番くわしい!  個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門

一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門

 

ちなみにですが、山崎氏についてはこのブームに乗っかって書籍を出したわけではなく、下記のように数年前の著作から、確定拠出年金がお得であることを書いていました。下記書籍は非常にわかりやすく、着実に資産運用したい方にとってはとても役立つと思いますので、良かったらご覧になってみてください。

全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)

全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)

 

すみません、前置きが長くなってしまいましたが、確定拠出年金のどこが魅力的なのか、3つのポイントを紹介します。

1. 積み立て時に拠出額合計が所得控除される

1つ目のメリットは拠出する掛け金が非課税となる点でしょう。個人型の拠出分は所得控除となり、ちなみにですがイデコではない企業型の確定拠出年金については損金算入され、いずれにしろ非課税なのです。

例えば年収7~900万円くらいの層、ややリッチな人たちですが、彼らが毎月1万円を積み立てたら、年末調整等での税負担を約3、4万円減らすことができるのです。確定拠出年金は最大で23,000円まで毎月積み立てられますので、フルに使えばかなりの節税効果があるということです。

なお、確定拠出年金の仕組み的な部分は下記にも詳しいので併せてご覧ください。

kabosu0618.hatenablog.com

2. 売却時の利益にかかる税金も非課税になる

次のポイントは利益に対しても非課税になるという点です。通常であれば、預貯金や投資信託の運用益には税金がかかるのですが、確定拠出年金の場合にはそれも税金がかからなくなるのです。

3. 年金で受け取っても一時金で受け取っても控除の対象になる

3点目は年金を受け取る際のメリットです。たとえば個人保険や国民年金基金の場合には、年金の払い出し時には課税されてしまうことがあります。それが個人型確定拠出年金の場合には公的年金控除や、退職所得控除を適用することで、これを非課税とすることができるのです。

このように、確定拠出年金は特に節税について大きなメリットを発揮するのです。上述した山崎元氏は確定拠出年金のことを「絶対儲かるうまい話」が実現する本当に数少ない金融商品だと言っています。

 

実際に約1年ちょっと運用してみた結果

さて、このように大きなメリットがあると言われる確定拠出年金なのですが、実際に利益を上げることはできるのでしょうか。私は約1年ほど前に当時ネットにある情報を参考に確定拠出年金を始めてみました。

長い間とんとんかマイナスの状況が続いていた

これについては確定拠出年金というよりも、銘柄選定のせいではあるのですが、確定拠出年金を始めてしばらくはとんとんか、ややマイナスの運用結果が続いていました。ちなみにですが、私が選んだのは下記の銘柄、基本的にインデックスファンドを選んでいます。

  • 先進国株式ファンド
  • 新興国株式ファンド
  • グローバル中小型株式ファンド
  • グローバルREITファンド

トランプ相場で大爆発、一気に10%以上の利益に

その状況が変わったのが2016年の11月でした。アメリカ大統領にトランプ氏が決まった直後からです。大方の予想を覆して、世界各国で株式相場が盛り上がりました。その結果を受けて、とんとんくらいだった利益は気がつけば10%以上のプラスになったのです。

基本的に60歳を超えるまでは使うことのできない確定拠出年金ですから、今の利益に一喜一憂する必要はないのでしょうが、それでも利益が出ているのは嬉しいものです。銘柄選定についてはさまざまな考えがあって、また多くの人がそれについての書籍やネットの記事を書いていますので、ぜひいろいろとご覧になってみてください。

私自身ももう少し勉強をして、改めて銘柄選定について記事を書いてみたいと思っています。

 

 

以上、2017年から新しくなった確定拠出年金イデコについて大まかに紹介をしました。お読みいただきありがとうございました。