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わかりやすい年金の学校

年金について、制度や、個人の活用法など、役立つ情報を発信していきます。

年金財政の抱える課題と、解決への道

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年々注目度を増している、年金財政の問題ですが、今後もますます深刻となることが予想をされています。論点として取り上げられるべきこととして、「年金財政」そのものと、「年金の運営制度」という2点が挙げられます。

年金問題については、この2つを分けて考えると、よりハッキリと現在の問題点をうまく整理できるはずです。

 

年金問題の2つの視点

1点目の「年金財政」についてです。これはどのような問題かと言いますと、その名前の通り、今後いかに年金のためのお金・財源を確保していくかということです。これが確保できるかというのが非常に不透明であるため、社会的に問題になっているのです。

少子高齢化により若者にのしかかる負担

この点が不安視されている最大の要因は、とりわけ日本で急速に進む「少子高齢化」の問題があるためです。例えですが、かつては10人の若者で1人の高齢者の年金を支えれば良かったものが、今では約3人に1人で支えなければならないというほど、年金の財政は逼迫しています。

昔の3倍以上の負担が現役世代にはかかっている

単純に考えれば、今の現役世代の負担は「かつての3倍以上」ということになるのです。はたして現役世代にそれだけの支払いをする力があるかという点、それを支援するはずの国も多くの借金を抱えており助けられる余裕があるとは言えません。昨今の報道でも分かる通り、悲観的な見方は少なくありません。

今後も、この年金財政が持続的に続けられるかどうかというのは、日本という国の非常に大事な課題と言えます。

 

賦課制度が抱える根本的問題

2点目の年金の運営制度の課題というのは、現状の年金制度の仕組みである「賦課制度」についての懸念です。この賦課制度の詳細については別の記事に譲りますが(

賦課方式と積立方式の概要と、メリット・デメリット

)、まず上記のように少子高齢化が進む社会において現行の賦課制度が適していないと考えられています。

分かりづらい制度内容も問題

また、様々な積み増しがなされたことにより、「現状の制度は非常にわかりづらく」なってしまっています。読者の方でも、自分がもらえる年金額を計算しようとしたり、精度について勉強しようと思ったけれど、難しくてさじを投げてしまったという方はいないでしょうか。このように、複雑になりすぎてしまっている今の制度をいかに分かりやすくしていくかという課題も大きなポイントだと言えます。

これらの点については、民主党政権で制度の一元化や、最低保障年金の創設などといった抜本的な解決策の提示がなされましたが、十分な成果があがったとは言えないまま、政権は終わりを迎えてしまいました。自民党に戻ってからも、民主党が培ったものが必ずしも活かされているとは言えず、年金財政や制度についての改革というのは、再度振り出しに戻ってしまったと言えるでしょう。

 

問題解決に向けて考えるべきこと

このように、年金にまつわる問題というのは、深刻であり、メディアでも多く聞かれますが、解決に至らないまま、時間ばかりが過ぎてしまっているのが現状です。理由は多岐にわたるかと思いますが、個人的には、少子高齢化が進む中で、どのような社会にしたいか、そのためにどのような制度が必要かというビジョンが、為政者によって共有されていないことが一番の原因であると考えています。

また、国民自身が十分な理解と、行動をできていないということもその一端かもしれません。

スピード感のある打ち手が必要

これらは少々理想的な話かもしれません。実際のところ、「いかにお金をつくりだして、高齢者の方々に渡すことができるか」という問題でもあります。そう考えれば、いかなる方法であってもとにかくお金を用意するとすれば、非常にシンプルな話であるようにも思います。

他国の制度を参考にすることが重要かもしれない

また、全てを取り入れられるわけではありませんが、スウェーデンなどの諸国では福祉・年金といったところがうまくいっているとも聞きます。こういった事例をスピーディに参考にするということも非常に有効なのではないかと考えています。

とは言いつつも、私自身、これらの問題に関してまだまだ知らないことだらけですので、今後も勉強のためにブログで取り上げていき、どうしたら年金問題を解決することができるのかということを考えていきたいと思います。 お読みいただき、ありがとうございました。

 

当ブログでは年金以外でもさまざまな話題をとりあげています。例えば、今後10%まで上がることが予想される消費税ですが、ますます議論は盛んになっていくものと思われます。楽観的な意見もあれば、悲観的な意見もあり、情報は錯綜しています。正しい行動を取れなければ痛手を被る可能性もあります。そうした時に話題についていけるように、下記の記事で勉強をしてみてはいかがでしょうか。きっとお役に立つ内容だと思います。

 

 

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