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わかりやすい年金の学校

年金について、制度や、個人の活用法など、役立つ情報を発信していきます。

2014、5年の消費税増税で年金制度はどうなるのか、継続できるのか?

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Save MoneySave Money / 401(K) 2013

 

2004年の年金制度改革の結果として

大きな公的年金制度の改革が行われたのは2004年のことでした。その時の大きく打ち出された対策は4つありました。

 

1 厚生年金料率を将来的に18.3%

2 国民年金保険料を16900円まで上げる

3 マクロ経済スライドによって、厚生年金の受け取りを現役の5割を目安にする

4 基礎年金の支払いのための税金を2分の1にまで引き上げる

 

おおまかに言えば、上記が2004年に行われた対策の骨子です。シンプルに年金の収入源である保険料の支払い額を増やし、高齢者に対して支払う支出にあたる部分を控えるという内容です。出すものを控えて、収入を増やすという、ある意味とても当たり前ですが、とても大事な方法です。

それから、約9年が立つわけですが、今これらの政策が上手くいっているかを見ると、残念ながら現状ではそうは言っていません。マクロ経済スライドはほぼ機能をせず、基礎年金の支払いは収入自体が増えているわけではなく、国の金庫にあったお金を捻出している状態です。俗に埋蔵金と言われる政府の貯蓄は減ってきています。そんな中、国民年金も、厚生年金も保険料率は上がっており、正直なところ、10年が経とうというのに、さほど明るい材料は見つかっていないのが現状です。

 

財源確保のための消費税増税は有効か

積み重なる国民の負担増

そんな中、2014年の消費税率8%の引き上げ、2015年に10%に引き上げられることが決まりました。2014年4月から、それだけではなく、介護保険料のアップや相続税のアップなど、今後数年間で既にいくつも増税されることがわかっています。

そもそもこの年金財政確保のための消費税増税というのは、2004年の改革当時の小泉政権においても既に議論はされていました。しかし、小泉首相は在職中の引き上げはせず、結果としてポスト小泉にての増税が予想されていたわけですが、それが社保庁のずさんな管理があかるみにでたことで、与党が敗れたことで予定は崩れました。そうして、今の今まで伸びてきた増税がようやく実現したのが今なのです。

 

国庫負担を補うための消費税増税

このように年金財政において、消費税が重視される理由の大きな一つは、やはり現状の年金財政の収入部分が、国庫負担分にて賄われている点です。今はまだ国庫にお金があるからよいのですが、当然これもいつかは底をつきます。そうなれば、一気に保険料を引き上げざるを得ないという、消費税増税をはるかに上回る国民の負担が生じる可能性というのはかなり高いものになります。そうなる前に確実な収入源を確保しようということで、消費税に注目が集まっているわけです。

では、このような消費税増税が果たして、年金財政にどれくらい効果があるのでしょうか。現状としては、5%の増税分のうち、4%が年金、医療、介護などに使われ、1%が子育てなどの社会保障強化に使われるというのはほぼ決まっています。そういう意味では国としても明らかに年金、介護といった高齢化に伴う問題を重要視していることがわかりますし、そのために割かれるお金も優先度が高く扱われているわけです。

 

経済学的からの回答

しかしながら、多くの経済学者は、増税をすることで、逆に税収は減少するものであると結論づけています。

増税による消費の減退

この理由は「ラッファー曲線」という、経済学の考え方で説明することができるそうです。なぜ税収が減ってしまうかというと、単純に消費者の消費意欲が減退をするからです。ちょっと考えてみるとわかりますが、1万円のものを買ったら、10分の1の1000円を税金としてもっていかれてしまうというのは、何年も5%でやってきた日本の人にとってはとりわけ最初は抵抗感を感じてしまうものでしょう。それゆえ、結果として税収が減ることになるというのです。

実際はどうなるかというのはもちろんわからないことですが、景気は人々の心が決めるという部分が大きいということを考えると、このことは決して無視できない問題でしょう。また、5%増税の際には、消費が大きく冷え込んだというのも、増税による景気への悪影響を懸念させる事例となっています。

そんな時代に私達ができることは、シンプルですが、年金以外の老後の収益源を確立することです。決して簡単なことではありませんが、それでもやらなければならないのが、今の日本であるということのようです。

 

無関心から一歩先へ

特に20代、30代の方であれば、老後のことなんてまだまだ先だと思う方が少なくないと思いますが、これまで述べてきたように、そのままでは20年後、30年後に大きく後悔する可能性が否定できません。

自分から調べてみても、最初はわからないことだらけかもしれません。それでも、一歩踏み出して「0(興味ない)」から「1(わからない)」にすることは、大きな価値があると思います。ぜひ、下記の広告リンクなどをのぞいてみてください。

私自身もこれからもっと勉強していこうと思います。

 

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お読み頂き、ありがとうございます。

 

当ブログでは他にも年金が将来どのようになるのかということについてなど、問題や未来についての考えを記載しています。高齢化が進む現在、ますます深刻化していくことは間違いありません。自ら学ぶことで対応を考えておくことが大事です。下記の記事を参考にご覧になってみてください。

【関連リンク】

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