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わかりやすい年金の学校

年金について、制度や、個人の活用法など、役立つ情報を発信していきます。

老後に必要な生活費として、貯金・資金はどの程度必要か?

年金受給に際して必要なこと、考えたいこと

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老後の生活資金を考える

果たして老後には、どのくらいお金が必要なのでしょうか。色々な本や、サイトでも語られていることはありますが、改めて整理をしてみたいと思います。老後というのは基本的には、多くの方が仕事を辞め、年金や自身の投資から収益を得ることになると思います。中には投資と呼べるような準備がない方も多く、最近では年金すら現役時代に支払っていなかった無年金者という方々の懸念もあります。

老後にどれだけお金が必要で、今何をすべきか、というのは考えるのに早すぎることは決してないと思っています。試しに具体的な金額を考えて見ることが、はじめの一歩になります。そのご参考としてご覧頂けたら幸いです。

 

もし、何か具体的な手法について検討しているということでしたら、下記記事が参考になると思います。ぜひ、合わせて、ご覧になってみてください。

kabosu0618.hatenablog.com

毎月分配型投資信託のメリットとデメリットを考える

自分年金積立を支援するサービスと、その学び方

 

 

1ヶ月あたりの生活費がどの程度かかるか

まず、最初に考えたいのは基本的な生活で、どれくらいのお金が必要になるかという点を知ることです。もちろん、実際にいくらかかるかは世帯によって違いますが、一例として、総務省統計局の「家計調査」(2011年度)の数字を挙げます。

 

■ 夫65歳・妻60歳以上の夫婦・無職世帯

月々の支出額は26万5000円(税金や社会保険料などを含む)

収入は、9割以上を年金に頼る形で、22万2000円 

■ 60歳以上の単身無職世帯の生活費及びその内訳

  • 食料:32,326円
  • 住居:12,316円
  • 光熱・水道:12,407円
  • 家具・家事用品:5,487円
  • 被服および履き物:5,169円
  • 保健医療:7,698円
  • 交通・通信:11,082円
  • 教育:3円
  • 教養娯楽:17,607円
  • その他の消費支出:36,747円
  • 諸雑費など:14,105円
  • 仕送り:890円
  • 交際費:21,730円
  • 税金など:11,558円

支出合計:152,339円

 

それぞれ約15万円〜25万円程度になります。

これを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれだとは思いますが、この数字が20年間続くとしたらどうでしょう。65歳から85歳まで生きると考えてみます。そうすると月々15万円でも約3600万円、26万円だと6240万円という数字になります。相当なお金が必要になってくることがわかると思います

しかも、これはあくまで生活費だけの数字です。例えば、高齢になってしまった場合というのは、本人が望むか望まざるかに関わらず、有料老人ホームへの入所を余儀なくされたり、急な病気になってしまったりという可能性もあります。そう考えると、確実にこの数字よりも多くのお金が必要になってくるのは間違いのないことです。

 

 

必要なお金の概算

そこで、この記事では必要となる老後資金約8000万円であると考えるべきだと思っています。これだけ見ると驚くような数字ですが、これはすべて自分で用意する必要があるわけではなく、現行の制度のままなら、その多くは年金で事足りると考えてよいものです。ただし、これは国民年金と、独身者には当てはまりませんので、注意が必要です。

もし厚生年金に40年間加入した方であれば、厚生労働省が提示するモデル世帯の場合ですと、月々約16万7000円が夫の年金、6万6000円が妻の年金で、合計23万3000円が家計として計算をできます。この夫婦が先ほどと同じように20年生きるのであれば、年金だけで約6000万円が支給されるということになります。さらにどちらかが亡くなることになれば、遺族年金というのもありますから、場合によってはそこから更に上積みされる可能性もあります。半分以上は年金でまかなえると考えて良いのです。

 

 

老後資金のために今からできること、考えられること

しかしながら、8000万円に足りない残りの約2000万円を預貯金や持ち家等で、どうにかできるかというと、そこは難しい方も多くいらっしゃるのが現状だと思います

場合によっては退職金や、さらには持ち家の売却、生命保険を生活費に当てるといったことも考えなければならないでしょう。さらに、上記はあくまで厚生年金に加入した場合の夫婦を仮定しているわけですから、40年間満額の年金額ですが、単身者や職を収入が少なかった方、自営業の方、となると年金額はもっと減ってしまいます。

そこから言えるのは、企業勤めであろうと、自営業であろうと、早めに準備をすることに越したことはないということです。老後に足りない金額がわかれば、具体的な計画を立てることもできますので、それに合わせて準備をすれば、老後に破綻することを恐れる必要は決してありません。また、早めに老後資金の金額を明確にすると、自分の気持ちもきっと前向きになるはずです。1にも2にも、まずは具体的にどれだけ必要かを計算して見ることをおすすめします

その後、具体的に何かをするについては、冒頭にあるような不動産投資や、毎月分配型投資信託などがあります。他にも下記のように個人年金保険というのも1つの選択肢になるのではないかと思います。ぜひご検討ください。

kabosu0618.hatenablog.com

個人年金は本当にお得なのか? 税金や控除について - わかりやすい年金の学校

 

 

お読みいただきありがとうございました(^^)当ブログでは、他にも年金受給に際して、損をしないためにも知っておきたいことをご紹介しています。下記のリンクにおすすめのリンクを掲載していますのでぜひともご覧になってみてください。

老後なんて先の話だから大丈夫だと思う人もいるでしょうが、早めに勉強をしておいて決して損はありません。ぜひご活用ください。

 

 

【関連リンク】

日本の年金制度の世代間格差について

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